介護認定
ケアマネジャーさんが決まり、介護保険を使って私がフォローしながら実家で母の一人暮らしを継続する事になった。
まずは介護認定。
区役所に書類を出してから約三週間後に認定員さんが実家に来てくれる事になった。
母には夫の癌が再発しかかっている事を告げ、これからは私のマンションでお世話はできない事になるが、私が毎週行くので心配はいらないと言い納得してもらった。
三週間後実家に来てくれた介護認定の認定員さんは私と同年輩と思える優しそうな女性だった。
当日は友達のアドバイスに従い、玄関先だけ軽く片付けて、居間は散らかったままにしておいた。
"介護認定あるある"だそうだが、母も認定員さんの前でハキハキと話しをし、まだ自分の足でしっかり歩けることをアピールしてくれた。
長椅子に寝て、そこから腹筋を使って起き上がって見せたのには私もびっくりだった。
これでは要介護は付かないかもしれないと思うほど元気だった。
認定員さんを玄関に見送った折に母に聞こえないよう直接私の思いを伝えると、「年齢の事、お一人暮らしという事を考慮しますので大丈夫ですよ」と慰めてくれた。
結果は一ヶ月以内に郵送されるそうだ。
続きます